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SankyoServiceのコラム

2019年3月8日 コラム

悪化した資金繰りを改善する方法

悪化した資金繰りを改善する方法

資金繰りとは「資金を改善する」ことが目的の一つではありますが、それだけではありません。
「資金の状況を知る」ことも目的の一つです。

資金の状況を知る

「資金の状況を知る」、つまりは《今ある手元資金を知る必要がある》ということです。
小規模企業であれば金庫も通帳も一つで、手持ちの資金を簡単に計算できるかと思いますが、
規模が大きいとどうしてもそう簡単には計算できません。

例えば、通帳が複数の銀行のものがあり、各店舗に小口現金があり本社が把握していないなどの
場合もあります。このようにまずは手元資金が今どのくらいあるのかをしっかり把握するところ
から資金繰りも資金繰り改善もはじまります。しかし、現実にはこの手元資金を把握していない
という企業は意外と多いです。さらに、手元資金は把握しているが、眠っている資金があるという
場合もあります。この眠っている資金とは、資金化できるがしていない”資産”のことを指します。
通常の資金繰りがギリギリなのに、眠っている資金が存在しているのであればもったいない話です。
眠っている資産を資金化すれば、余分な借入をしたり、支払利息を払うこともないのです。

自社の決算書の貸借対照表の資産の部分を見てみましょう。

資金化できるのに意識していない、管理していないが故にそのままになっているものはありませんか?

例えば、
○売掛金が回収されないまま何ヶ月も放置されているもの。
意外と請求し忘れていたり、回収担当者や営業マンの怠慢で放置されていたりする場合もあります。

また、
○在庫管理が杜撰で、売れるはずのものが在庫のままである。
○売れ残って在庫費用ばかりが掛かっており、安価でも販売した方がいい在庫。
のような状態である場合もあります。

そもそも在庫管理をしていれば、余分な在庫を持たなくていい(仕入れを抑えられる)場合もあります。
固定資産も事業活動に使っていない、事業活動にプラスになっていない遊休固定資産があることもあります。
また、有価証券なども不必要なのに持っているというケースもあります。
それらは必要性を考えて、必要性が低いのであれば、売却することで手元資金に余裕が生まれることになります。

このように貸借対照表を見ていくと、自社の中で資金化できるものが手付かずになっていることもあります。
それを資金化すれば、資金繰り改善の一つとなります。

手元資金と資金化していない資産がどのくらいあるのかは確認してしっかりと把握し、不要なものは手元に残さず、
無駄な仕入れを減らし資金繰りの改善を目指して行きましょう。