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SankyoServiceのコラム

2019年3月28日 コラム

ファクタリングと手形の違い

ファクタリングと手形の違い

売掛債権の早期回収という目的が同じ手形割引とファクタリング。
この両者の仕組みを混同してしまいますが、似て非なるものです。
ファクタリングの仕組みがいまいち・・・という方には手形と比べて説明することで分かってくるはずです。

ファクタリングと手形割引の仕組み

売掛債権を譲渡するファクタリング

ファクタリングは売掛債権をファクタリング会社に譲渡することをいいます。
債権を譲渡するのですから、売った企業は支払いサイトの期日を待たずに資金を調達できるメリットがあります。
また、ファクタリングには取引先に通知を必要としない3社間ファクタリングと、取引先と企業、そして
ファクタリング会社との3社間で行う3社間ファクタリングがあります。
ファクタリングは、手形割引と比べると不渡りの心配や返済の義務がないなどのメリットがあります。

手形を譲渡する手形割引

手形割引は手形に記載されている期日前に、手形を担保にして銀行から融資を受けることです。
「割引」とあるのは、期日より早く現金化するための手数料相当を割り引くということで、手形の額面そのまま
融資を受けられるわけではありません。手形割引は融資ですので、当然ですが銀行の審査があります。
手形を銀行へ持っていけば手形割引を利用して現金化できると思われがちですが、そうではないので注意が必要
です。

手数料を比較したメリットとデメリット

手形割引にかかる手数料

手形割引は銀行では融資の一種ですので、手数料は低く設定されています。大手銀行で1.5%~3%、地方銀行で
は2.0%~3.5%ほどです。手数料は実際には割引料と呼ばれています。
また、取立料と呼ばれる手数料は、手形交換所に出す際の手数料で600円から1,000円発生します。この取立料は
金融機関によって違いはありません。このように、手数料だけをファクタリングと比べると、低く感じるかも知
れません。しかし手形割引は何度もいうようですが、「融資」です。万一焦げ付きが発生すると返済しなければ
なりませんので注意しましょう。

ファクタリングにかかる手数料

ファクタリングにかかる手数料は、2社間ファクタリングか3社間ファクタリングかによって違ってきます。
2社間ファクタリング・・・売掛債権の10%~20%
3社間ファクタリング・・・売掛債権の1%~5%
上記の手数料を目安にしておくと良いでしょう。
3社間ファクタリングは、ファクタリング会社、ファクタリングを申し込んだ企業、取引先という3社間で契約を
します。そのため焦げ付きの心配がありませんので手数料は低く設定されています。

2社間ファクタリングのほうは手数料が高く設定されています。それはファクタリングには手形割引と違い担保と
いう概念がありません。万一取引先が倒産した場合は、ファクタリング会社がすべてを負うことになりますので、
手数料が高く設定されます。手数料だけで見るとファクタリングは高く感じられ、「手形割引を利用したほうが
お得でははないのか」と思われがちです。しかし、手形割引は不渡りの心配をしなければなりませんし、早急に
資金を調達したい経営者にとって審査が長いこともデメリットのひとつです。