株式会社三共サービス

0120-43-4140 かんたん査定

SankyoServiceのコラム

2019年6月26日 コラム

サンクコストとは

サンクコストとは

サンクコストとは何か

サンクコストとは、意思決定の内容にかかわらずに、回収できないコストのことです。サンクコストは、埋没原価、埋没コストとも呼ばれます。サンクコストの特徴は、すでに資金や時間、労力を投下している為、もったいないという気持ちや、損をしたくないと感じる点です。このような心理状態をサンクコスト効果といいます。

サンクコストの例

サンクコストをある例においてわかりやすく説明します。例えば、これから新規事業をはじめようとしている〇〇会社が、新規事業立ち上げの為4,000万円のと投資をしました。ところが、赤字経営が続いていてうまくいかずに、やめることを検討しています。この場合、事業立ち上げ時の4,000万円は事業中止した場合に戻ってきません。ですがやめずに事業を継続した場合にも4,000万円がもどってくることはありませんね。このような場合、この4,000万円が「サンクコスト」となるわけです。

サンクコスト効果による注意点

先ほど例題であげた会社のような状態の場合、もう4,000万円も使っているのに今更やめられないという方向に考える人は少なくありません。投下したコストが大きければ大きいほどサンクコスト効果も大きくなります。しかし、このようにサンクコスト効果にとらわれすぎると、経営状況をより悪化させる事態となる恐れが多く、誤った意思決定をくだしてしまいがちです。投資したコストを惜しみ、事業を続行したところでさらなる損失を生んでしまうかもしれません。必ず意思決定の場面では、サンクコストは無視。冷静な判断が求められます。

機会費用について

機会費用という言葉はご存知でしょうか。機会費用とはビジネスだけにかかわらず、意思決定の場面では、サンクコストは考えないようにしなければなりません。どちらにしても取り戻せないものはどう考えたって無駄なのです。そんな時、検討すべきものが機会費用です。機会費用は、新規事業に今後も費やすコストをほかの事業に振り分けた場合に得られる利益のことを言います。同時に選べない選択肢の一方を選んだことにより、失われたもう一つの選択肢で得られたであろう利益のことですね。機会費用は、機会原価や機会コストなどとも呼ばれます。

機会費用を理解してみる

サンクコストにとらわれず、機会費用を理解するために簡単な日常生活に置き換えて説明していきます。 1日の過ごし方に置き換えてみます。ある日、仕事を休み家で過ごすことにしました。この場合、機会費用はその日に稼げたであろう給料です。休んだことによりその利益を失ったと考えられますね。ですがもし仕事にでていればという考え方ではなく、仕事を休んだことにより家でゆっくりできたという「休息」が機会費用になりえるというように考えることが大切です。
このように、サンクコストは意識せずに、機会費用を意識することがいかに大切であるかを理解していることが大切です。