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SankyoServiceのコラム

2020年1月10日 コラム

ファクタリングと電子記録債権の違いとは

ファクタリングと電子記録債権の違いとは

資金調達の方法として知られるファクタリングですが、ファクタリングに似た意味でよく使われているのが「でんさい」という言葉。

どういう意味なのかご存知でしょうか。
「でんさい」とは「電子記録債権(電子登録債券)」と呼ばれるもので、売掛債権などをデータ化したものを指します。

ファクタリングは売掛債権を売買し、現金化する仕組みのことを言います。
つまり、売掛債権を売買するファクタリングと、売掛債権をデータ化(電子化)した電子記録債権は同じような意味にとらえられます。
ふたつの具体的な違いとは、いったい何なのでしょうか。

「でんさい(電子記録債権)」について知ろう

まずは、でんさいについて詳しく見てみましょう。

でんさい(電子記録債権)とは、全国銀行協会が利用する全銀電子債権ネットワークにて取り扱われるデータのこと。
これまで手形や売掛債権といった債権は、発行したり郵送したりと物理的に扱われていました。
ただ、これでは失くしてしまったときのリスクがあることや、交付・保管にかかるコストが高くなってしまうというデメリットがありました。

全国の金融機関(銀行)がこれらの売掛債権をもっとスピーディに、コストを低くしようと始めたのが、電子記録債権(でんさい)という取り組みです。

物理的に発行されていた手形などをデータ化することで、失くしてしまうリスクがなくなります。
重要なもののため、効力がどのタイミングで発生するかなどは詳細に決められており、銀行が活用する全銀電子債権ネットワークの記録帳に記録されることで効力が発生する仕組みになっています。

参照:でんさいネット
【https://www.densai.net/about】

ファクタリングとでんさいの違い

続いては、ファクタリングとでんさいの違いについて見てみましょう。

電子記録債権の中に、売掛債権をデータ化したものが含まれています。
しかし、売掛債権を売買するファクタリングと違うのは、「利用できる場」です。

電子記録債権の場合、あくまででんさいネット上で取り扱われているものがでんさいと呼ばれる対象になります。
一方のファクタリングは、でんさいネット上ではなく企業と売掛企業、そしてファクタリング業者との三者間でやり取りをするものです。
売掛最近は書類上の譲渡となり、でんさいネットを介したやり取りではありません。

「売掛債権」という言葉に着目すると同じような意味にとらえられますが、まず売掛債権がデータ化されているか、そして売掛債権を取り扱える場所がでんさいネット上か、そうでないかの違いとなります。